林業で稼ぐ?年収や考え方について

林業の仕事をしている女性
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農業などの第一次産業はもうからないと言うイメージが強く、林業も同じだと考えられています。

しかしやり方次第で林業も儲ける可能性がある産業のひとつなのです。林業の年収は稼ぐために必要なスキルなどについて紹介していきます。

林業という仕事の年収

林業はもうからないという方もいますが、実際のどのくらいの年収が得られる仕事なのでしょうか。

林業の平均年収について

林業の平均年収は約356万円です。林業に従事するには主に3つの方法が考えられます。
ひとつは民間の林業会社に就職することです。

農家のように個人経営で行うこともできるのですが、日本の林業は衰退傾向にあり自営で経営を安定させることが難しいのが現状です。

2つめが、森林組合の職員になることです。農協のように森林組合が全国に存在しますのでそこの職員になれば林業に従事できます。

ただし森林組合の仕事にもいくつかの種類があり、現場職員として働くことができれば現場での作業に携われます。

3つめが林業の第3セクターの職員になることです。

会社による給料差が大きい

林業は働く場所によって年収に大きな違いが出てくると言われています。会社によっては手当が少なかったり、ボーナスが支給されなかったりといったことが出てきます。
林業に従事する際はそれぞれの会社の待遇までしっかりと調べてから就職活動を行うようにしましょう。

その他の林業についての記事はこちら → 林業の仕事をする

林業で稼ぐためにはこう考えろ

林業に就きたいけれど給料や年収が低いのは困ります。林業で稼ぐことは難しいのでしょうか。

スマート林業をすすめてみる

林業は体力があればできると考えてしまいますが、林業にもITを取り入れることで稼ぐ林業に変えることが可能になってきています。

林業は古くからある産業だからこそ今までの伝統的なやり方やしがらみに取りつかれて新しいことに挑戦しづらい分野なのです。

まずIT化によって情報の共有化とトレーサビリティができるようになります。今現在の森林の様子などをカメラなどを使って管理することで現場作業の効率化が図れるようになるのです。

さらには伐採後のトレーサビリティ情報を共有することで、伐採後の木の使われ方や需要を把握するのに役立ちます。

森林の証券化を促進

戦後日本の林業衰退は進む一方です。このままでは林業従事者が減り続け林業はますます衰退することにつながります。
そこで林業を儲かる産業にするためには、所有者や経営者だけでなく第三者の資金提供が必要だという考えが出てきています。

森林を証券化し、第三者に資金を投入してもらうことで経営資金を集めてそれを事業拡大につなげていけます。

必要なスキル

林業に従事するために必要なスキルとは何でしょうか。林業に従事するのに特に資格は必要ないのですが持っていると役立つ資格やスキルはあります。

森林技術協会認定資格

衰退が続く林業の活性化をするためには林業を担う人材の育成が急務です。そこで森林技術協会では認定資格を設けて技術の普及に努めています。

林業技師のその一つです。森林、林業に関連する専門技術者の認定資格であり、資格試験を受けるのではなく講習を受講すれば取得できる資格です。

森林情報士は空中から森林の情報解析を行い森林計画、地球温暖化問題といった事業に役立つスキルを習得できます。

森林情報士は1級と2級があり、さらに上位資格として森林航測、森林リモートセンシング、などの4つの高度な専門試験があります。

林業の技能系資格

林業では木を切るだけでなくそれをまとめて運搬する作業もあります。山林で伐採された原木を搬出するための機器を組み立てる、解体する際に必要となる資格が林業架線作業主任者です。

林業架線作業に関連する法律や力学に関連する知識が求められますし、実務経験が3年以上ないと受験資格を得られません。

他にも林業の作業にはチェーンソーやパワーショベル、ブルトーザーが使えると便利ですのでこれらの資格を持っていると優遇されます。

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